強姦・強制性交事件に強い弁護士

酒に酔った女性との性交は強姦?

このページでは、酒に酔った女性との性交と強姦罪の関係について解説しています。

※2017年7月13日の改正刑法施行前の情報です。

強姦罪の成否についてのポイント

相手が性交に同意していたのであれば、強姦罪は成立しません。ただし、相手が事後に「同意はなかった」と言い出した場合、捜査機関は相手の話に沿って容疑を組み立てます。

そうなった場合、自分の言い分を貫きたいときは容疑を否認し、トラブルを早く終わらせたいときは示談をするといった選択肢があります。どちらの選択肢も一長一短です。

強姦の分かれ目は同意があったどうか

強姦罪は、男性が暴力または脅迫を用いて、女性の意思に反して性交をした場合に成立します。女性が性交に真意から同意していたときは、強姦罪にはなりません。

このように、強姦罪となるかどうかの分かれ目は、相手女性の同意(承諾ともいいます)があったかどうかにあります。

したがって、相手女性が酒に酔っていた場合であっても、性交することに真意から同意していた場合には、強姦罪は成立しません

警察は女性側の言い分に乗って捜査する

ただし、相手女性が後日になって「あの時は同意していなかった、無理やりされた」と言い出すことがあります。

捜査機関は、基本的に「被害を受けたと主張している人」の話すストーリーに沿って容疑を組み立てます。それに対して、あなたが「同意はあった」と主張すると、容疑を否認していると受け取られてしまいます。そうなると、逮捕されるリスクが高まってしまいます。

このように、相手女性が事後になって「同意していなかった」と言い出した場合、どのように対応するべきかという難しい問題が生じます。

事後になって相手女性が「同意はしていなかった」と言い出した場合の対応策

事後の対応策としては、「同意があった」という言い分を貫きたいときは、容疑を否認することになります。ただしこの場合、逮捕されるリスクが高まることを理解しておく必要があります。逮捕されるリスクを下げるためには、弁護士を立てて間に入ってもらい、逮捕回避の意見書を提出してもらうという方法が考えられます。

事後の対応策として、相手の言い分を認めて示談をすることも、1つの選択肢です。示談をして、告訴しないことを約束してもらう、あるいは告訴を取り消してもらうことにより、事件は解決します。ただしこの場合、後になって「やはり同意はあった」と言い分を翻すことが事実上できなくなる(信用してもらえなくなる)ことは、理解しておく必要があります。


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