法曹界への女性進出が著しくなった近年、強姦罪の法定刑の低さが処罰の足を引っぱっているという意見が出されたりするなど、強姦罪の法定刑(2004年改正前は2年以上の有期懲役等)には批判が強く、同じ刑法の規定で、強盗罪(5年以上の有期懲役)などと比較して著しく低いことが指摘されていました。
そこで、2004年12月に強姦罪の法定刑を「2年以上の懲役」から「3年以上の懲役」に引き上げる改正が行われました。なお、2年と3年の差は、執行猶予との関係で意味を持つことを期待してのものであり、3年を超過すれば執行猶予がなくなる点で大きな差が生まれます(刑法25条)。